原発について思う

原発、再生エネルギーについて書いていきたいと思っています

再生可能エネルギーへの模索

再生可能エネルギーの模索1

 

温室効果をもたらすガスの排出量を削減することは地球規模の目標であり、特に先進国は、アメリカなどのパリ協定を離脱した国を除いてこぞって温室ガス削減に取り組んでいる。


わが国も再生可能エネルギーについては、色々と模索している。
 現在、代表的な再生可能エネルギーは、太陽光、風力、地熱、バイオマスそして、水素発電であろう。


太陽光発電


1. 太陽光発電のメリット、ディメリット


 太陽光発電のメリットには、①太陽光をエネルギー源とするため枯渇しない。
②発電に伴うCO₂の排出はない。③小さくても発電効率が低下しない。⑤騒音を出さない。⑥メンテナンスが容易で比較的長寿命。⑦安全である。


 一方ディメリットには、①発電が不安定で、設備利用率が低

い②発電コストが高い③大きくしても発電効率が上がらない。(スケールメリットがない)(再生可能エネルギーと大規模電力貯蔵 太田健一郎監修 横浜国立大学グリーン水素研究センター編 日刊工業新聞社刊より)シリコン等の有毒物質が含まれているため、廃棄するには多額の費用がかかる。


  太陽光発電は日射強度の変化に応じて、発電量も変動する。わが国には梅雨がある。一月以上、長い年では二月もの間、雨が降ったり止んだりじとじととした時期が続く。当然この期間は、発電量が落ちる。中国のゴビ砂漠サウジアラビアのように、一年中ほとんど雨が降らない地域とは違うのである。