原発について思う

原発、再生エネルギーについて書いていきたいと思っています

1兆円の使い道

1兆円の使い道

首都圏外郭放水路

こんにちは。淳です。
快適な生活を送るため、自然災害の恐ろしさ、原発の危険性、核ゴミの廃棄の難しさなどについて書いていきたいとおもいます。

 

先日、洪水被害を防ぐためには、放水路の建設が不可欠だろう、ということについて触れました。


『中川、倉松川、などの河川増水時に、流量用水を超えた水を一時貯留し、江戸川に排水する首都圏外郭放水路
この首都圏外郭放水路の建設において、工事費役2,300憶円を要したそうである。しかし、この放水路の稼働状況は、2002年から2015年にかけて100回稼働してしており、年平均すると、約7回となっている』(以上、ウィキペディアから一部抜粋)


例えば、この首都圏外郭放水路を全国に5カ所建設するとすれば、約1兆円かかる計算になる。


この金額は大きいのであろうか。今回の台風19号の被害は、12都県に及び、80人近い死者を出し、行方不明者は、15人。いまだ孤立した集落もたくさん存在する。自宅の浸水や崩壊で避難生活を余儀なくされている人は、4,000人以上に達する。


この人々が安寧な元の生活を取り戻すために、いったいいくらくらいの金額を必要とするのであろうか。企業や農家の被害も国や自治体がある程度、補填しなくてはならないであろう。
そして何よりも、尊い人命が多数失われた。
このことを考慮すると、1兆は決して途方もない金額ではない。

 

トンチンカンな国会議員

「まずまずに収まった」と発言する二階自民党幹事長。
台風被害について議論する国会で、「避難所でワインを出せ」と言う議員。
国会を1日開催するのに、約3億円の費用がかかるという。


莫大な金を浪費し、国の舵取りをするべき人の発言がこれである。被災者にワインを出すのと、洪水をおこさないようにするのと、どちらが国民にためになるというのだろうか。