原発について思う

原発、再生エネルギーについて書いていきたいと思っています

放水路の建設

洪水被害の今後

 

こんにちは。淳です。
快適な生活を送るため、自然災害の恐ろしさ、原発の危険性、核ゴミの廃棄の難しさなどについて書いていきたいとおもっています。

台風19号の被害

台風が過ぎ去って2日経った今、被害の状況がより露わになってきた。
亡くなられた方たちは、74人に及び、12都府県が自衛隊の派遣を要請する大惨事になった。
まことにお気の毒で、被害に合われた方々には、「深く哀悼の意を表します」「心からお見舞い申し上げます」なんて、ありきたりな言葉ではご遺族や、避難場所で不自由な生活を余儀なくされる方々に寄り添うこともできない。

 

三陸鉄道の被害再び


東日本大震災で被害にあった三陸鉄道リアス線はようやく開通したものの、またもや山田町の岩手船越駅から北に400メートルの地点で、20メートルにわたって、線路を支える地盤がえぐり取られた。線路が宙ぶらりんになっているのを見て、体が震えた。
また、避難地から戻られたある方の自宅には、150センチまで泥水の跡が外壁に残っていた。家の中はムチャクチャ。バスタブには、泥水が一杯に溜まっていた。
農家の方の作物は、ほぼ全滅。
「未曾有の大惨事」「想定外の被害状況」。こんな言葉は、災害が起こる度によく聞く。


放水路の建設


今は、被災者を救援することに全力を尽くすことはもちろんであるが、日本は、台風を避けることができない位置にある。その度に河川が氾濫し、道路が冠水し、車がモーターボートのように水を跳ね飛ばしながら走行しているのは見慣れた光景になっている。


埼玉県春日部市の地下約50メートルには、中川、綾瀬川流域の洪水対策施設「首都圏外郭放水路」がある。
その巨大さから「地下宮殿」とも呼ばれるこの施設は、大雨で河川の水位が高くなると、4本の立坑に水が流入する。その水を直径30メートル、深さ70メートルの第一立坑から59本もの巨大な柱に支えられた調圧水槽に溜める。この調圧水槽は、長さ117メートル、幅78m高さ18メートルであり、世界最大級のものだ。 


この「地下宮殿」は今回の台風19号にも活躍し、埼玉県の一部地域を浸水被害から救った。この施設を、毎年洪水に見舞われる沖縄や九州、四国地方や、福島地方などに設置できないものだろうか。
途方もない費用を要したのは、素人の私でもわかる。
地方自治体だけではまかなえないならば、国との共同事業として、ぜひとも作っていただきたい。
水没した地域の排水、尊い命を救うため、そのことを考えると、出せぬお金ではないと思う。

 

非日常の世界

こんにちは。淳と申します。

 

快適な生活を送るため、自然災害の恐ろしさ、原発の危険性、核ゴミの廃棄の難しさなどについて書いていきたいとおもいます。

 

さて、今回は、10月12日に日本列島を直撃した台風19号についてです。

 

非日常の世界

 台風15号

9月5日、台風15号が関東地方を襲い、千葉県や神奈川県に深い爪痕を残した。

特に千葉県では、電気、水道等のインフラがズタズタにされてしまった。その復旧もままならない間に、10月12日、台風19号が伊豆半島に上陸し、関東圏や東北地方まで日本列島をムチャクチャにしていった。

 

 台風19号

箱根には1,000ミリを超す雨が降り、東京でも多摩川、荒川が氾濫した。千曲川長野市上田市で氾濫した。住宅は一階部分の半分以上も水に浸かり、新幹線の操車場にも濁流が押し寄せた。

 

 被災者

亡くなられた方たちも30数人にのぼり、現在も取り残された人たちの救助活動や行方不明者の捜索が続いている。

たたきつける豪雨や土手を削る川音におびえ、命の危険を感じながら暗黒の一夜を過ごされた方は、数え切れないほどおられることだろう。

 

 非日常の世界

私たちはスイッチを入れると灯りが点くことをごく当たり前のこととして、普段、意識にも上がらないほどである。

しかし、私たちの日常は自然の猛威の前にはあっけないくらい無力なのである。

私たちは、それを肝に銘じなければならない。そして、尚且つそんな自然を恐れつつ、生き抜かなければならないのだ。

 

 対 策

ひとつの対策として横浜市金沢区の金沢臨海部産業団地では、9月の台風号で大きな浸水被害を被った教訓から、市が護岸にどのうを積むのはもちろんのこと、護岸から10メートルほど内側の道路にも土のうを並べて備えた。そして、15号より多量の雨が降ったにもかかわらず、今回は浸水を免れたのである。